wonder-ful night

=良か夜です。んなわけで、ツレヅレ心情日記。

わたしより大学を半年早く卒業して以来、NYでバリバリ働いているHちゃんが、
仕事でSan Joseにやって来たので、夕飯を一緒に食べながらいろいろ話す。

彼女とはcommunication designとcomputer scienceのクラスで
一緒だったのだけれど、本人すごくアートなんだよね...
雰囲気とか話すことが、とても文化的なのだ。
久しぶりに文学の話とか、生活観について話して触発される。

「どう? これからもアメリカに居たいと思ってる? それとも日本?」
訊いたら、「日本だね」と即答した彼女に、その決意の確信を見た気がする。
「やっぱり、どんなに仕事に打ち込んでいても、生活が充実していても、
大切な人が(側に)居ないと、何か満たされない」みたいなことも
言っていて、その言葉にはがーん、と打たれた。

そうなんだよね。全くそのとおりだと思う。

わたしも今は(まず仕事ができにゃー)って思っているけれど、
たまに、自分の家族がアメリカに居たらなって思う。
プライベートの生活は日本が良いけど、
仕事はアメリカでのが良いなって、途方もないことを思う。
自分のいつまで経っても納得できない英語力にやきもきする反面、
「揺れのある日本語」が使えなくなってきたことが寂しい。

でも、考えても決められないから、流れに身を任せるしかなく。
せめてその流れに飲まれることのないよう、足掻くしかなく。

だーっ(頭をかきむしりたいよーな)。分からない。

日本から留学してきた友人の大半は、既に帰国してしまった。
大学卒業後も現地に残って働いているのは少数派で、
「強いよね/頑張ってるよね」と言われることもあるけれど、
それは頑張るしか選択肢が無かったからじゃないかと思う。
仮にNEETと呼ばれるような状態になっても、
サポートどころか、国を追われることになるわけで。
生活し続ける努力とか意地だとか、
それは結果的・後天的に強められた必然的要素な気がする。

-で、なんとゆーか、こんな風に意固地に考えてしまうのは、
つまり自分の腹が決まってないからなんだろうな。 orz
...こんなヘタレで大丈夫なのか、わたしは。<ダメです!

**********

Hちゃんとの話題に挙がったばなな作品より:
自分の中の深いところに押し殺してきた気持ちを
わかるということが、何よりも大切なんだなあ、と思いながら、
私はタルトの上の果物を口に入れた。
すっぱい、まだ生きている物にしかない濃い味がした。
(from 「本心」 in [体は全部知っている] 吉本ばなな)

更に倍率ドン。NY絡みで引用 from Everybody's Free [To Wear Sunscreen]
(わたしはこの歌が好きで好きで、どーしようもないみたい):
Understand that friends come and go,
but for the precious few you should hold on.
Work hard to bridge the gaps in geography and lifestyle
because the older you get, the more you need the people
you knew when you were young.
Live in New York City once, but leave
before it makes you hard; live in Northern California once,
but leave before it makes you soft.
**********

今日は、縁あって大学時代にお世話になりまくった知人に
ある機会を紹介することができて、とても嬉しーです。
彼の検討を祈りつつ...あぁ、わたしも勉強しないとな。

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