Story by C-cco *added

=本人からの許可が貰えましたので、
 彼女の創作童話(タイトル未定)をここに先行掲載。>ありがとう!
 作品ページを別に作るパワーが今、無くて。ごめんね、C子。
 隙をみて、そのうち移動させますので。

そもそもの始まりは、BBS - 01/31/05:わたしも無事だった・・・。

節分に森へ行ったらなぜか、
落花生が落ちていたところから始まる・・・。
もうこれ以上は辛くて語れない。
なんてね。じゃ、また。


[創作童話(パロディ)] written by C子


 ある日、少女は森へ行く。



「Memento mori…もーりへー行きーましょおお、娘さん。」

「ほほーほ。」

 声がしたので振り向くと、なぜか落花生が地面に落ちていた。

「もしや、千葉産の?」

 殻をむいてみると茶色い薄皮につつまれたピーナッツが
2個入っていた。

「それ、食べれるよ。」とロングマンが言い残して
通り過ぎて行った。

 少女は、真剣に悩んだ。「食うべきか。食わざるべきか。」


「“食う”に一票!」スヌーピーが叫んだ。

「でも、ピーナッツってどういう意味?」

「ナッツって、英語でクレイジーとか睾丸って意味もあるでしょ。
ピーナッツは男の子のあそこだってテレビで言ってたし。」

 そこで、ジーニアスが登場し、解説した。「ピーナッツとは
『はした金』『つまらない物』という意味もあるのです。」

「♪つまらないものざーますなんて、だったらあげなきゃ
いいのにね、って歌もあったわよね。」

 するとそこへ、赤鬼と青鬼がやってきて、
「悪い子はいねぇかー」と節分ムードを盛り上げてくれた。

 少女は多少怖い気もしたが、「あんたたちも大変ね。
今年はこの豆でも食べてみなよ。」と、拾ったピーナッツを
一粒ずつ鬼達に与えてみた。

 意外な展開に驚いたが、鬼達は素直にそれを口にした。

「うっ。」

「うっ。」

 彼らはピーナッツアレルギーであったのだ。


 不覚にも鬼退治をしてしまった少女は、
今日も森をさまよっている…。


 The woods are lovely dark and deep

 But I have promises to keep

 And miles to go before I sleep

 And miles to go before I sleep (作者忘れた)

-end.

注釈:最後の引用は
「Stopping by Woods on a Snowy Evening」by Robert Frost
これのひとつ前のlog [pollinosis / C-cco]中の関連リンク参照。

02/07/05: Robert Frostの詩に対してのC子さんのコメント (メールより抜粋)
英文法書
"The Little, Brown Essential Handbook for Writers Second Edition"
Jane Aaron著より

Many readers have sensed a reluctant turn away from death in Frost's lines
"The woods are lovely, dark and deep, /But I have promises to keep."

詩のラインの間にスラッシュを入れるという例文なんだけど。

こんなところにフロストの詩が引用されていて、しかもその解釈にややショックを受けたものだよ。
森って美しいだけじゃないのね

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